(画像:https://www.ettinger.co.ukより)
昔ながらのホンモノの鞄を味わいたいならイギリス製の英国鞄を選んでみてはいかがでしょうか?
英国伝統のブライドルレザーで作られたイギリス風格たっぷりの鞄は、使い込むうちに手になじみ、磨き上げられていきます。
きちんと手入れをすれば、あなたと長きにわたってつき合っていける大事な相棒になってくれるはず。
ジェントルマンなら知っておきたい英国ブランドをご紹介します。
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これだけは知っておきたい「イギリス鞄のブランド(メンズ)」
エッティンガー
(画像:https://www.ettinger.co.ukより)
1934年に創立の老舗ブランド。
イギリスに現存する、数少ない国内生産を続ける高級革製品メーカー。
1996年より、英国王室御用達(英国ロイヤルワラント)に認定されています。
高級感のあるツヤ、紳士の品格を漂わせるスタイルが特徴です。
エッティンガーの革は、オリジナルなテクニックを用いて可能なかぎり薄く削られています。
そうすることで、レザーはしなやかさを増し、かさばらずにジャケットのポケットにスマートに収めることができます。
美しさだけでなく、機能面にもこだわりを見せた一流の品質です。
英国独自のブライドルレザーは、他の革製品と比べてみるとその良さが実感できます。
グレンロイヤル
(画像:http://www.glenroyal.co.ukより)
スコットランドで1979年にスタートしたブランド。
すべての製品は、スコットランド内の熟練した職人により手作業で作られています。
一見すると、シンプルで武骨なデザインのようにも見えますが、それがスコットランドらしい素朴で伝統を温かく守り続けているスコティッシュ・クラフトマンシップの心意気を堪能することができます。
コンパートメントやハンドルといった機能的な面もしっかり考慮されて作り込まれています。
ブライドルレザーの中でも高品質のものだけを厳選しています。
経年劣化を楽しめる素材なので、長く使い続けることであなたの独自の色に変化するのを楽しむことができます。
シンプソンロンドン
(画像:http://simpson-london.comより)
1997年設立のブランド。1856年に創業していた英国御用達ブランドの「タナー・クロール」が、90年代にシャネルに買収。
独立したタナー・クロールの職人たちにより、洗練された英国カバンの技術を受け継いでいます。
経年劣化を楽しめる英国セドウィック社のブライドルレザーを使用。
全体のフォルム、金具といった細部に至るまで、とても美しい英国カバンの良さを実感できます。
シンプソン・ロンドン公式サイト(日本) http://simpsonlondon-jp.com
スウェイン・アドニー
(画像:http://www.swaineadeneybrigg.comより)
1750年創業の老舗。
創業当初は馬具用品の製造を営んでいましたが、その品質たるや、ジョージ三世(1700年代)の頃から王室御用達のクオリティ。
現在でも、製品作りには伝統的な手法の多くを用いています。
また、ノーサンプトンには、顧客が購入した製品を修理するためのワークショップがあります。
トーマス・ブリッグ&サンは、1836年創業の高品質の傘・ステッキのメーカー。
こちらも英国王室御用達でしたが、第二次世界大戦中、スウェイン・アドニーと合併しています。
ショーン・コネリーの時代の「007」では、同社のブリーフケースが登場しました。
今でもこのデザインのブリーフケースを購入することができ、ポケットやストラップといったケース内部のカスタマイズ込みで注文を受け付けています。
ダンヒル
(画像:https://www.dunhill.comより)
まさに「イギリス紳士のためのブランド」がダンヒルです。
ブランドは1893年に馬具専門店として創業。
自動車の普及にともない「Everything but the mortor(エンジン以外のすべて)」をモットーに、精力的な生産活動を展開、現在では世界に知れ渡るブランドになっています。
シンプル、スマートな大人のための美しいデザインが特徴です。
落ち着いた雰囲気がスーツ姿によく合うため、ビジネス用におすすめです。
無駄なものはいらない、洗練されていて気品のある、それでいてクオリティの高いアイテムを使いたい人に。
ダンヒル公式サイト(日本) https://www/dunhill.com/jp
ビルアンバーグ
(画像:ww.billamberg.com/より)
スタイリッシュ、ユニーク、そして洗練されたデザインが多く揃うブランド。
創業者のビル・アンバーグは、その人生のほとんどを革が持つ可能性に魅せられて過ごしてきています。
小さいころから革工芸に慣れ親しみ、本格的にオーストラリアで修業を積み、そしてロンドンに戻ると彼の才能は瞬く間に知られることとなりました。
ロンドンの高級デパートのリバティのためにデザインを手がけたり、革を建築とインテリアに絶妙に融合させたりと、い経つところで彼の才能が息づいています。
高品質であるのはもちろんのこと、斬新なデザインでありながら、古くからの手法や道具を用いて製品作りをしています。
バッグや財布だけでなく、インテリアや自動車のサドルのようなものまで手広く手掛けています。
ユニークなデザインも多いです。
オーストラリア仕込みの開放感のあるデザインのようにも感じられます。
ワイルドに切りっぱなしにしたようなものもあります。
特に財布は、ロンドンのテートモダン美術館で観覧しているような楽しささえ感じます。
最近では、サントリー「山崎」のバッグもデザインしています。
いつまでも飾っておきたくなるぐらいの美しさです。
ホワイトハウスコックス
1875年に創業したブランド。
創業当時は、品質の高い馬具を、そして戦時中は英国軍へ製品を納入していました。
戦後は、上流階級から生活用品の注文を多く受け、よりファッション面を重きを置いたアイテムが多くなります。
この頃からブライドルレザーを使った製品が増えています。
1970年には、ホワイトハウスコックスのブライドルレザー製品を気に入ったアメリカのファッションデザイナーのラルフ・ローレンが、ベルトを商品化。
それにより、ホワイトハウスコックスのブランド名は一気に世界に知られることになります。
高品質のイングリッシュブライドルレザーなので経年劣化を味わうことができます。
使えば使うほど、手になじみ、独特のつやと深い色合いに変化します。
グリーン、レッド、ネイビーなど、ジェントルマンにふさわしいおしゃれで気品のある色合いのカラーが揃っています。