どこの国でも、若者たちは常に新しいトレンドの服を楽しみたいものです。
イギリスでは、「Superdry(スーパードライ)」というアパレルブランドが注目されており、その特徴のひとつが衣類に使われている日本語のロゴです。
たとえば、「SUPERDRY JPN」というロゴが使われているアイテムもあり、一見すると日本のブランドかと思ってしまうのですが、他のロゴを見ると「極度乾燥(しなさい)」という少し奇妙な日本語が記されています。
たまに見かける「おかしな日本語のTシャツを着た外国人」を連想させるところがあるので、着ている人を見かけるたびにちょっと苦笑いしてしまうこともあります。
しかし、このブランドは商品の品質に定評があり、コート、ジャケット、シャツ、パンツ、スウェット、バッグ、靴下、時計、サングラスなど、幅広いアイテムを展開しています。
最近では、路面店の看板に「SUPERDRY ® 冒険魂」というフレーズが掲げられており、ブランドの独自性を感じさせてくれます(2025年1月)。

Superdry(スーパードライ)のスタイル

スーパードライが提案するスタイルは、アメリカンヴィンテージと日本的なグラフィックを融合させた独自のファッションで、メンズ・ウィメンズともに幅広いアイテムを展開しています。
メンズでは、ボンバージャケット、パファージャケット、ウィンドチーターなど、スタイリッシュかつ機能的なジャケットが揃い、グラフィックTシャツやフーディーは大胆なプリントやユニークなデザインでカジュアルな装いにぴったりです。
また、チノパンやカーゴパンツなどのパンツやショーツは、快適さとスタイルを両立し、通気性の良い素材とモダンなカットを採用したアスレチックウェアも充実しています。さらに、バッグや帽子、フットウェアといったアクセサリーも豊富に揃い、トータルコーディネートすることができます。

レディースでは、カジュアルなデイドレスからフォーマルな場にも対応できる鮮やかな色・パターンのドレス、スタイリッシュで天候にも適したジャケットやコートがラインナップされています。スウェットやフーディーは快適さを追求しつつユニークなグラフィックが特徴的です。

スーパードライは、季節ごとに最新トレンドを取り入れたコレクションを発表しており、冬や夏、ホリデーシーズンに合わせた特別なアイテムも揃っています。また、耐久性のある生地や手描きグラフィック、ヴィンテージウォッシュといったこだわりのディテールが、ブランドの独自性を際立たせています。


年齢層は?
スーパードライは、カジュアルなアパレルブランドとして主に16歳から27歳の若者層をターゲットにしています。ただし、年齢に関係なくデザインが合えば、品質に定評があるため、30代以降の大人でも着てもおかしくないと思います。
ブランドとしては、より幅広い年齢層に向けたファッションを提供することを目指しており、実用的でスタイリッシュな服を求めるアウトドア愛好家にも適しています。特に、スキーウェアなどは機能性とおしゃれさを兼ね備えており、アウトドアシーンでも活躍するアイテムが揃っています。
スーパードライ(Superdry)について

スーパードライは英国のファッションブランドで、アメカジテイストに日本語のグラフィックをミックスした独自のスタイルを展開しています。創業以来、品質と個性的なデザインで支持を集めてきました。
1985年、イギリスのチェルトナムで「Cult Clothing(カルトクロージング)」として創業。
当初はヴィンテージ・スタイルの衣料品やスケーターファッションに焦点を当て、後のスーパードライの基礎を築きました。1990年代にはオックスフォード、ケンブリッジ、エジンバラといった大学都市でビジネスを堅調に拡大。
2003年に「スーパードライ」にリブランディングし、ヴィンテージ・アメリカーナと日本風のグラフィックを融合させた独自の英国スタイルを確立。ブランド名は、東京のバーでのブレインストーミング中に思いついたもので、日本文化やデザインの多くの要素にインスピレーションを得ているそうです。
2004年にはロンドンのCovent Gardenに最初の店舗をオープンしました。
その後、デビッド・ベッカムをはじめとする有名人が製品を着用する姿が注目を集め、人気が急上昇。レオナルド・ディカプリオ、ピクシー・ロット、ケイト・ウィンスレットなども愛用者として知られています。

他にも、ハリー・ポッターのダニエル・ラドクリフが「東京な」とかかれたポロシャツを着用、ベン・スティラーがTシャツを着用、ライアン・クワンテンがスーパードライ商品を爆買い・・・のような目撃情報があります。

「極度乾燥(しなさい)」のロゴについては、機械翻訳によるもので、デザイナーもその日本語の不自然さを承知の上で採用したそうです・・・。
また、そのデザインからスーパードライは日本のブランドと思われがちだが、実際はイギリスの会社であるため、消費者の間ではちょっとした混乱をもたらしたりしているようです。日本人の中には、飲料会社の「アサヒ」が展開するアパレルブランドなのか、あるいはアサヒビールのスーパードライと関係があるのではないかと思う人も少なくないようです。
スーパードライは一時、ロンドン証券取引所に上場し、最盛期には157カ国以上で販売されるまでに成長しました。しかし、2023年現在、競争の激しいファッション市場で苦戦を強いられ、財政難や再建計画に直面しているとのことです。
日本で購入できる?
スーパードライは瞬く間に世界的に有名となり、最盛期には157カ国以上で展開されていました。しかし、世界各地で販売されているにもかかわらず、日本国内には店舗が一軒もありません。
日本文化にインスパイアされたブランドであり、ロゴに「JPN」とまで記載されているにもかかわらずです。
イギリス国内では、特にロンドンにいくつかの店舗が展開されており、ボンドストリート(Bond Street)、ストラトフォード(Stratford)、ウェストフィールド・ショッピングセンター(Westfield Shopping Centre)、バタシー・パワーステーション(Battersea Power Station)、ノースグリニッジ(North Greenwich)、ウェンブリー(Wembley)などに店舗があります。
なお、公式サイトでは海外発送にも対応しているため、日本からも商品を購入することが可能です。